もう長い間、弦はダダリオの0095-044を使って来ました。
ずっとフェンダー系のロングスケールのギターを弾いていたのだけど、個人的に0090-のセットだとテンションが柔らか過ぎて、010-のセットだと少しきついので、0095-がちょうど良いんですね。
ギターの音を考慮するとできれば010-を使いたいので試しに010-に張替えても、どうしても0095-のセットに戻ってしまう状況でした。
今のギターを手に入れたときにレスポールのコピーモデルでミディアムスケールなので010-のセットでいけるだろうと思って張ってみたのだけど、意外にも少しキツめに感じます。
恐らくネックの太さや形状、フレットの高さなどいろいろな要素が影響しているのでしょうね。
そんな訳でしばらく0095-のセットに戻していたのだけど、たまたまネットで弦のテンション感が柔らかくなる張り方っていうのを見つけました。
と言っても特別なことは何もなくて、ラップアラウンドブリッジみたいにテイルピースの穴に弦を逆から通して、グルッと半周させるだけです。そういえば、以前に雑誌で見たことあったのを思い出しました。
こうすることで、チューンオーマチックのブリッジに対して弦の角度が緩くなるので、演奏している時のテンション感が緩く感じるとのこと。
確かに、特にベンディングのときに少し柔らかくなった様な気がします。実際に数値化したら違いはそれほど大きくないのかもしれないけど、柔らかくなった様に感じるってのが重要です。
テイルピースをボディにベタ付けしないで浮かせることでも、同様の効果を得られる様ですね。
ただし、ピッキングが強くて弦をかき鳴らす弾き方の人は、弦がブリッジの駒の溝から外れてしまうかもしれないです。
これで010-のゲージを使って行けそうかな。
0095-のセットよりも弦の種類が豊富で選択肢がとても多いし、なんと言っても格安弦が使えます。
自分みたいにライブやレコーディングをやらない自宅ギタリストにとっては格安弦で必要十分だし、気兼ねなく交換出来て経済的なのが嬉しいです。
しばらくは、格安弦をいろいろ試してみようかな。