tak-factory’s blog

おっさんが日々身の回りのガラクタと格闘するブログ

Maxon ROD881を直した

(※このブログの内容は、素人のtakが趣味で作業していることを書いているだけなので、間違いや勘違いが多数あります。もし内容を参考にされる場合は、自己責任でお願い致します。)

 もう20年くらい使っているMaxonのROD881があるのだけど、とうとう壊れてしまいました。ずっと壊れたままほっといたのだけど、真空管を使ったディストーション/オーバードライブペダルでとても気に入っていたので、重い腰を上げて直すことにしました。

 Maxonの歪みペダルはTS系もそうだけど、とても良いですよね。

 症状としては音が突然出なくなったり、急に出たりするので「どうせ真空管がダメになったんだろ」、と安易に考えてSOVTECの同等品を買って交換してみたけど、直りません。。

 そんなわけであちこちいじくり回していたら、どうやらノイズリダクションのOn/Offスイッチが接触不良を起こしていたのが原因のようです。

 何度かスイッチをカチカチと切り替えているうちに、直ってしまいました。こんなことなら、もっと早く直せば良かった。。

 分解してから接点洗浄剤をごく少量吹いて、様子を見ることにします。

 それと、EffectのOn/Offスイッチも怪しかったので、仮で適当なヤツに交換しておきます。

 交換したスイッチは、ボタンの径が微妙に大きくてスイッチカバーが付きません。。いずれ、交換しようかなと思います。

 中の基板も軽くチェックしたけど、とてもきれいで問題なさそうでした。

 せっかく真空管も買ったので、新しい物に交換しました。

 久しぶりに弾いてみると、とても心地よくてずっと弾いてしまいます。

 3バンドEQが付いているので、シングルコイルでもハムバッカーでも自分の好みに調節出来るし、とても使いやすいです。

 それと真空管を換えたことで、歪みの質感も変わったようです。オリジナルの真空管は音の芯はクリアなまま、音の外側が歪んで全体的に重心が高めで軽やかな印象だったけど、SOVTECの真空管は音の全体が均一に歪んで、重心が少し下がったような感じがします。

 どちらも良い音なんだけど、真空管による違いって確かにあるみたいですね。

 補足ですが、いつもディストーションモードで弾いています。

 MaxonのROD881はTS系に比べるとあまり有名ではないけど、個人的には大好きなペダルなのでこれからも大事に使おうと思います。