普段ギターを弾いていて、特にクリーンとクランチの音がしょぼくて困ってしまいます。
なんか、音作りがうまく出来ないんですよね(機材や弾き手がしょぼいっていうのもあるかもしれないけど。。)。
こう、もうちょっと艶のあるというか豊かな音を出したいなぁ、なんていつも思ってました。
そんなとき、最近流行りのネオソウル系ギターの動画をなんとなく観ていた時にふと閃きました。
「コンプレッサーを使えば良いじゃん!」って。
何を今さらって思うかもしれないけど、もう何十年も前に特に理由もなくMXRのDyna Compを買ったのにもかかわらず、全く使いこなせないですぐ売ってしまったことがありました。
別にDyna Compがエフェクターとしてダメなのではなく(というより、歴史的な銘機ですよね)、takがコンプレッサーの使い方を分かってなかったのと、コンプレッサーを使ってどんな音を出したいのか全くイメージ出来てなかったのが原因です。
それ以来、takの頭の中で無意識にコンプレッサーを避けるようになってしまったみたいで、今日まで使わずじまいでした。
でも、1度興味を持ったらどうしても使ってみたくなるのが人情で、色々調べてみるとtakの使い方にはナチュラル系のコンプレッサーが良さそうってことが分かりました。
ただ評判の良い機種は、それなりの値段がします。「とりあえずお試しで使うのには、ちょっと高いなぁ。」なんて思いながらネットオークションで中古品やジャンク品を漁っていたら、Noah'sarkのRedがDCジャックの接触不良で出品されていたので、早速落札しました(実はDCジャックには問題なくて、他の部分に少々不具合があったのだけど、それは気が向いたら別の機会に紹介します)。
そんな訳で何十年かぶりにコンプレッサーを使ってみたのだけど、今回は目的がはっきりしていたのでまさにドンピシャでしたね。
セッティングとしてはコンプレッサーのかかり具合は最小限にして、その分、音量が原音よりも小さくなってしまうのをレベルを上げてバランスを取るだけです。
そうすると、今までショボかったクリーンとクランチの音にハリとツヤが加わってとても弾きやすくなりました(なんか化粧品みたいだけど。。)。
コンプレッサーは上級者にとってはより表現力を増してくれるペダルなんだろうけど、takにとってはサスティーンだけでなくギターと弾き手の足りないところを補ってくれる魔法のペダルって感じです。
世の中にはエフェクターをはじめいろんな機材があるけど、やっぱりまず自分で出したい音の明確なイメージがあって、それにはどんな機材が必要かを考えていかないと迷子になっちゃいますね。