tak-factory’s blog

おっさんが日々身の回りのガラクタと格闘するブログ

Burny レスポールタイプ LSD-45 その2

 さて、購入してすぐに全バラしてしまったBurnyのレスポールだけど、小改造しつつ一応の完成となりました。
 以下、詳細です。

・ペグ
 ペグは3弦のシャフトが曲がっているのと、3弦/4弦のトルクがなくてスカスカな状態でした。
 どうせ変えるならGotohかなと思っていろいろ調べていたら、TokaiやGrecoなどの国産レスポールに純正で使われているペグと比べるとシャフトが短いとの情報を発見しました。そしてキクタニのGM-WC2 汎用クルーソンタイプが同じ長さっていうことなので試しに購入したところ、これが大正解で長さどころかBurnyの純正と全く同じ物の様です。
→訂正:よーく見ると、金属部分の曲げや表面処理が微妙に違うみたい。
 6個セットのうち2個を交換して、あとは補修部品として保管することにしました。
 当たり前ですが新品のペグだと、トルクがしっかりかかっていて安定感があります。
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・ピックアップ
 ピックアップは個人的に大変気に入っている、Duncan DesignedのHB-101N/Bに交換しました。これはSH-1'59の廉価版(韓国製)ってことで、確かに動画などでチェックすると本家の方がカラッとしていてアメリカンな印象があるのに対して、少しウエットでレンジが狭まっているように感じます。
 あくまで個人的な感想ですが、パワーもそれほど大きくなくエフェクターの乗りも良くて使い易いピックアップかなと思っています。
 実は、このピックアップを載せるのはこのレスポールが3本目で、今までギターを手放す時に必ず取り外してキープしているくらい気に入ってます。
 まぁ、安ギターには必要にして十分な音かな。
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・ポット/スイッチ/ジャックなど
 ポット/スイッチ/ジャックは、前の持ち主が全てSwitchcraft製に交換しています。ただし半田はあまり上手くないですね^^;
自分もそんなに上手い方ではないですが、全てやり直ししました。正直違いはよくわからないのですが、Kester44っていうのがギターでは定番ってことなのでそれを使ってます。
 コイルタップ機能を付けたかったので、リアのトーンポットだけは手持ちのスイッチ付きに交換しています。
 一般的にはPush-Pullタイプが多いですが、どうしても操作しにくいのでPush-Push(Push-Lock)タイプを使ってます。ノブのスリットも取付け穴の径もぴったりでした。ハムバッカーなので、500kΩ(Aカーブ)ですね。
 配線材関係はそのままですが、アースラインはクロスワイヤーの撚り線に交換しているらしく、手持ちの同じ物に交換しました。
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・トーンコンデンサ
 こちらも、ど定番のオレンジドロップに交換しました。こだわり派の人たちからしたら定番すぎてつまらないかもですが、まぁ多少なりとも音をグレードアップ出来ればってことで。
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・テールピース
 ここだけはちょっと贅沢して、GotohのアルミテールピースGE101A Nickelに交換しました。
 レスポールについていろいろ調べていると、テールピースの材質によってかなり音に違いがあるってことで、どうしても交換してみたくなってしまって^^; 
 Gotohは日本製なので、ミリ規格となっていて互換性はバッチリです。
 アルミ製に交換すると、音にシャリーンていう感じのきらびやかな成分が追加される様な気がします。外したスチール製の方は、比較するとズッシリとした音がするみたいでこの辺はどっちが優れてるというより、好みの問題ですね。僅かな違いではありますが。
 ちなみに交換したのはテールピースとスタッドだけです。アンカーは交換となるとちょっとハードルが高いので今回はパスしました。
 Gotohのセットに入っていたアンカーは持った感じかなり軽いので、これも変えると音に何らかの影響があるかもしれないですね。

 以上、少しでも音をグレードアップできればと思って、自分で出来ることをやってみました。
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 その3に続きます。