(※このブログの内容は、素人のtakが趣味で作業していることを書いているだけなので、間違いや勘違いが多数あります。もし内容を参考にされる場合は、自己責任でお願い致します。)
もうかれこれ20年以上使っているフロアジャッキがあるのだけど、油圧をかけてアームを上げたままにしておくと、少しずつアームが下がってきてしまうようになりました。これでは危ないので、オイル交換とエア抜きをすることにしました。
まずは、ピストンピンとリリースバルブを外します。ピストンピンは、上に引き抜けば外れます。リリースバルブはネジになっているので、反時計周りに回していくと外すことができますね。リリースバルブのほかにもう一つ頭がマイナスになっているネジがあるけど、これは安全弁で気軽に触ってはいけない場所らしいです。
ベントバルブを外してジャッキ本体を逆さまにして、オイルを排出します。ベントバルブはゴム製のキャップなのだけど、経年劣化で切れてしまいました。
ピストンピンとリリースバルブの奥にはスチールボールが入っているので、無くさないように注意が必要です。今回は、リリースバルブ側のスチールボールがオイルと一緒に落ちてきました。
ピストンピンとリリースバルブのОリングは、同じサイズのものが使われていました。これは、良い設計ですね。ホームセンターで、ちょうど合うサイズのОリングを探して取り付けました。
ピストンピンとリリースバルブを元に戻したら、ベントバルブのところからオイルを入れます。カワサキのサスペンションオイルがたくさん余っていたので、今回はこれを入れることにします。
オイルを入れ終わったら、エア抜きをします。リリースバルブを開けた状態にして、ピストンをすばやく上下させます。オイルの量が減ったら、その都度補充していきます。
作業が終わってから、直ったかどうかテストしてみます。車のタイヤがわずかに浮くようにして10分ほど放置してみたところ、タイヤが地面に接地することなく油圧が保持できているようです。
ベントバルブが切れてしまったのでとりあえず応急処置としてガムテープでふさいだのだけど、なんかかっこ悪いですねぇ。
もちろん、あとで新品を買ってちゃんと取り付けました。