tak-factory’s blog

おっさんが日々身の回りのガラクタと格闘するブログ

80系シエンタ:スロットルボディとEGRバルブ/チャンバーを清掃してみた

(※このブログの内容は、素人のtakが趣味で作業していることを書いているだけなので、間違いや勘違いが多数あります。もし内容を参考にされる場合は、自己責任でお願い致します。)

 少し前にエンジンチェックランプが点灯したのでいろいろと調べていたら、気になる点がいくつか出てきました。まずはエアフローメーターを清掃してみたけど、さらにスロットルボディとEGRバルブ/チャンバーを清掃することにしました。

80系シエンタ:エアフローメーターの清掃 - tak-factory’s blog

 まずは、スロットルボディとEGRバルブを取り外します。特に難しくはないけど、ネットの情報で10mmと12mmのディープソケットがあると便利だとの情報があったので、事前に準備しておいたらとても作業が捗りました。

 スロットルボディはいわゆる電スロと呼ばれるヤツで、アクセルの開度を検出してモーターでスロットルの開閉を制御するためワイヤーが繋がっていません。最近の車は電スロがあたり前だと思うけど、takは電スロの車はこの車が初めてなので、不思議な感じです。比較的古めの車種が好きで、以前は車もバイクもキャブレター車ばかり乗っていました。。

 スロットルボディの清掃は、専用のクリーナーを使わないとコーティングを剥がしてしまって調子が悪くなるそうなので、今回はワコーズのものを使いました。間違ってもパーツクリーナーなどは使ってはいけないとのことです。

 黒いすすが溜まっていたので、少しずつスプレーして落としました。どうしても落ちないところは、古い歯ブラシを使ってやさしく丁寧に汚れを落とします。ごしごしと力任せにこするのは良くないようですね。

 次はEGRバルブです。EGRバルブは金属で出来たバルブ本体とそれを制御する黒い樹脂の電子部品があるので、分解してから作業しました。2本のプラスネジが結構なトルクで締まっていてなめそうだったので、インパクトドライバーを使います。それとバルブ本体に付いているセンサーも外しました。調べてみたら、排ガスの温度センサーのようですね。

 バルブ本体は、エンジンコンディショナーを使って清掃します。排ガスが通る経路のためとにかく真っ黒に汚れているので、「エンジンコンディショナーを漬けおき→汚れをそぎ落とす」という作業を何度も繰り返してようやくきれいになりました。

 最後に、EGRチャンバーの清掃です。まずは樹脂製のインテークマニホールドを外す必要があるのだけど、これを外すときはボルトを緩める順番が決まっているとのことです。順番を守らないと樹脂で出来たマニホールドが歪んでしまって、組み立てたときにリークが発生する可能性があるらしいですね。これは知らなかった。。マニホールドはエンジンルーム内でずらしておいてスペースを確保すれば、EGRチャンバーを外すことが出来ました。

 EGRチャンバーは2枚の金属部品がガスケットをサンドイッチしている構造なのだけど、分解しようとするとプラスネジがもの凄いトルクで締まっているので、インパクトドライバーを使ってもなかなか緩みません。そこでバーナーで軽くあぶってからインパクトドライバーを使ってみたら、ようやく緩めることが出来ました。この部品は非分解でガスケットを単体で買うことが出来ないみたいなので、慎重に作業する必要がありますね。ガスケットがいわゆるメタルガスケットなので、少々熱を加えても問題なさそうで良かったです。

 EGRチャンバー内部もEGRバルブと同じく真っ黒な汚れが堆積していたので、ひたすらエンジンコンディショナーで汚れを落とします。ようやくきれいになった時には、すっかり日が傾いてしまいました。

 EGRチャンバーのメタルガスケット以外は新品のガスケットを用意しておいたので、ガスケット類を新品にして組み立てて終了です。

 最後にECUの再学習をしてから軽く試運転しましたが、劇的な変化はないけれども加速減速時のエンジンの回り方が軽くスムーズになったように感じます。

 これでしばらく様子を見てみようと思います。