tak-factory’s blog

おっさんが日々身の回りのガラクタと格闘するブログ

意外と重症だったBurny(バーニー) LSD-45 レスポールタイプ

 自分で出来ること、やってみたいことを一通り終わらせて、試し弾きしてみたのだけど、気になる点が幾つかあります。

 まず、ナットの溝の深さが明らかにおかしい。溝の深さが揃っていないし、特に2弦の溝が他の弦に比べて極端に浅いです。

 それと、自分なりにネックの反り調整をやってみたけど、高音弦側の3フレット以下のローポジションに結構なビビりがあります。

 また、ハイポジションの18フレット前後にも、同様にビビりがあります。

 この辺の症状は、楽器店で試奏した時には正直気付かなかった点ですね。

 これ以上自分でやるのは無理そうだし、下手に手を出すと取り返しのつかないことになりそうなので、リペアショップに調整に出すことにしました。

 リペアショップの店頭で気になる症状を伝えて、リペアマンにギターをチェックしてもらうと、あっという間に診断結果がでました。

 「まず、ネックのローポジションの高音弦側は少し波打ちがあって逆反りしています。それと、ネックは少しハイ起きの症状が出ています。」とのこと。

 いや~、さすがですね。いま気になっている症状と不具合箇所が、しっかり一致しています。ネックの反りなんて素人の自分が見ても、正直そこまで分からんです。

 それからナットの溝についても、

 「2弦の溝が浅いのは、深くなりすぎて一度盛ってから切り直しているかもしれません。良く見ると、色が微妙に違います。」とのこと。

 言われてみれば、確かに加工したような跡があります。

 リペアの方向性としては、安ギターなのであまり金額をかけないこと、10-46のゲージだと少しテンションがきつく感じるので、ダダリオの095-44のゲージに合わせて調整して欲しいことを伝えました。

 作業の見積もりを出してもらったら、ナット調整とトラスロッド調整、ブリッジ調整の3箇所で¥6,000-弱だったので、その場で作業をお願いして帰りました。

 2週間後、約束の納期に店頭で試奏した時には、かなり驚きました。

 元の状態があまり良くないのでもちろん完璧とはいかないけど、見違えるほど弾きやすくなって弦高も自分としては、結構低めのセッティングでした。

 「この場で、微調整も出来ますよ。」ということでしたが、特に不満も無いので、そのまま引き取りました。

 買ってから結構手間をかけたけど、ようやく一段落したって感じですね。

 それにしても、プロはやっぱり凄いなぁとあらためて思った次第です。

 一応の完成にたどり着いたし、これからはいっぱい練習して、少しはギター上手くならないとね。。