家のシエンタは、シガーソケットからドライブレコーダーや扇風機の電源をとっていたのだけど、ソケットがちょうど助手席の足元にあるので、蹴飛ばされて電源が落ちてしまうことがありました。
そこでバッ直回路を作って、電装品を安定して使えるようにしました。
材料は、家に余っているものを活用します。
まずは、エンジンルームから車内にケーブルを引き込みます。調べてみると、80系シエンタではエンジンルームの助手席側にあるグロメットからケーブルを引き込むのが定番らしいけど、助手席側のダッシュボード下はエアコンフィルターやブロアファンが邪魔で手が入りにくいです。
そこで、運転席側のグロメットからケーブルを引き込むことにしました。
そうすると、メーターを外したところから手を入れることが出来て、作業しやすかったです。
リレーやヒューズなどはハンドル裏のパネルを外したところにまとめることにしました。ここなら、使っているうちに不具合が発生しても、すぐに作業出来ます。
リレーを動作させるための電源は、オーディオ用のACC電源が空いていたので、それを利用しました。
あとは、電装品をリレーにつないでいきます。
先ずは、ドライブレコーダーです。電源がシガーソケットになっているので、ソケットを分解してヒューズをとってしまいます。
そしてケーブルを基板に半田付けして、ソケットの先端から取り出します。
このままだとヒューズが無い状態で危ないので、もともと付いていたヒューズと同じ定格のヒューズをリレーとの間に挟みます。ヒューズホルダーも、部品ケースの中から発見しました。何でも、とっておくものですねぇ。
つぎに、シガーソケットの増設ソケットをバッ直仕様にします。扇風機はUSB電源仕様なので、増設ソケットのUSBポートから電源をとれるようにします。
こちらもシガーソケット部を分解して、ケーブルを基板に半田付けします。
それからリレーとの間に元のヒューズと同じ定格のものを挟みます。
マイナスはちょうどよいボルトがあったので、汎用金具を共締めしてアースターミナル風にしました。
ちょっと写真が分かりにくかったかな。
あとは、エンジンルーム側でバッテリーのプラスとアースにつないで完成です。
なぜか緑色のケーブルがたくさん余っていたので、プラスもマイナスも同じ色にしてしまいましたが、できれば色分けしたほうがよいですね。
エンジンルーム内のケーブルは、スパイラルチューブを巻いてハーネスにタイラップで固定しました。
増設ソケットは、運転席側のダッシュボード上に両面テープで固定しちゃいます。
これで、電装品が安定して使えるようになりました。
運転中にイライラしなくて済みそうですね。