tak-factory’s blog

おっさんが日々身の回りのガラクタと格闘するブログ

自動車整備 : ガレージジャッキを修理(オイル交換)、改造

(※このブログの内容は、素人のtakが趣味で作業していることを書いているだけなので、間違いや勘違いが多数あります。もし内容を参考にされる場合は、自己責任でお願い致します。)

 車の整備をするとき、車の四隅にある一般的なジャッキポイントにジャッキをかけることが多いのだけど、家にあるガレージジャッキだとアーム先端のサドルがお椀のような形状で、車のジャッキポイントを変形させてしまう恐れがあります。

 そういう訳で、車載のパンタグラフジャッキを使っていたのだけど、これが結構大変なんですね。車のジャッキポイントにはジャストフィットするけど、ネジ式なので力もそれなりに必要だし一生懸命回してもなかなか上がっていきません。

 なんか良い方法はないかと思ってちょっと調べてみたら、ガレージジャッキに取り付けるアタッチメントがあるんですね。円柱のゴムの真ん中に溝が切ってあって、ジャッキポイントにちょうど嵌るようになっています。

 さっそく近所のホームセンターで買って、ガレージジャッキに取り付けてみました。

 もとのお椀型サドルは、スナップリングを外せばすぐに分解できます。

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 新しいアタッチメントは、アーム先端の穴に差し込んでクリップで固定するだけですが、アーム先端の穴が微妙に小さいのでドリルでほんの少し拡げました。

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 さて、これで楽に整備が出来ると喜んでいたら、オイル漏れが結構ひどいことに気づきました。それもそのはず、もうかれこれ15年以上も使っていて全くメンテナンスしていません。

 さっそく調べてみると、ピストンのOリングを交換すれば、結構な確率でオイル漏れは改善しそうです。

 オイルを抜く前は、「きっと真っ黒なオイルが出て来るんだろうな」と予想していましたが、意外にもきれいな状態で拍子抜けしました。

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 アームを分解すると、ピストンは差し込んであるだけなので、簡単に引き抜くことが出来ました。

 Oリングのサイズを測って、またまたホームセンターへ出動です。

 残念ながら耐油性のOリングは売ってなかったので、水道用のものを買って組み立てました。サイズはちょうど良いのがありました。

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 組み立てが終わったら、オイルを入れてエア抜きをします。なぜか家にたくさん残っていた、カワサキのリアサス用オイルを使ってみました。

 実際にジャッキを上下させてみると、どうやらオイル漏れは直ったようです。Oリングを交換した後は、ハンドルを上下させるときの手応えが少し重くなったので、やはりOリングの劣化でオイルが漏れていたようですね。

 ところで、修理作業中にジャッキの上部についているプラ製の取っ手が、突然パキッと折れてしまいました。。かろうじて首の皮一枚でつながっているような状態で、足の上に落とさないで良かった。。

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 この取っ手がかなり使い勝手が良くて、無くなるとジャッキの取り回しや運搬が非常にやりくくなってしまいます。

 何か良い方法はないかと考えていたら、市販のローダウンジャッキは上部に取っ手が付けられないので、本体の横に取っ手が付いていることに気づきました。

 これは良いアイデアと思って、家具用の取っ手を買ってきて付けてみたら、なかなか良い感じです。左右で微妙に位置がずれてしまったのは玉に瑕ですが、自分としては使い勝手が良くなって大満足です。

 汚かったジャッキをきれいに拭いたら見違えるようになって、なんだか急に愛着が湧いてきましたね。

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