tak-factory’s blog

おっさんが日々身の回りのガラクタと格闘するブログ

LEGEND LST-X 修理・改造:その9 電装部品の取り付け

(※このブログの内容は、素人のtakが趣味で作業していることを書いているだけなので、間違いや勘違いが多数あります。もし内容を参考にされる場合は、自己責任でお願い致します。)

 ここからは、電装系の作業に入ります。

 はじめに、元もと付いていた部品を全て外します。

 ピックガード裏のポットとセレクターが付く部分にはノイズ対策としてアルミのテープが貼ってあるけど、すこし心許ないのでピックアップの部分にもアルミテープを貼ってみることにしました。

 100円ショップで買ったアルミテープを使って、ピックアップが付く部分が全て覆われるように重ねて貼ります。

 それから、ピックアップの穴の部分をナイフで切り取ります。デザインナイフを使ってみたら、小さなネジ穴の部分も綺麗に切り取ることが出来ました。

 テスターで調べたら、このアルミテープは重ねて貼り合わせるだけで導通がありました。ただ元もと貼ってあったアルミテープとも重なるように貼ってみたけど、そちらとの導通はなかったのであとで対策します。

 ピックアップは、とりあえず付いていたものを使うことにします。安ギター定番の、セラミックマグネットですね。

 特に理由はないけど、リアピックアップのカバーは手持ちの部品があったので黒にしてみました。

 ポットとセレクターは、以前Fender USAのストラトに付けたことがあるSONICのターボブレンダーのキットがあったのでそれを使うことにします。

 ボリュームはFV-21という型番のポットです。

 ポットは国産のものとアメリカ製のもので取り付けるネジの穴径が異なります。国産は7mmか8mm、アメリカ製は3/8"(9.5mm)ですね。FV-21は国産サイズのポットに樹脂製のサイズを変換するカラーが付いているので、それを外して取り付けます。

 次はトーンです。トーンポットはFT-01という型番です。こちらはアメリカ製のようで、ネジ径が3/8"でした。

 そうするとピックガードの穴が小さくて入らないので、ピックガードの穴をリーマーで拡げて取り付けます。

 最後は、ブレンダー用のポットです。ブレンダーはFB-25という型番です。

 これは国産サイズなので、変換カラーを外して取り付けます。

 セレクターとコンデンサも、ターボブレンダーのキットに入っていたものを使いました。セレクターはアメリカ製みたいだけど、そのまま取り付けることが出来ました。

 あとは雑誌やネットの配線図を参考に、ひたすらはんだ付け作業です。配線材は、家にあったものを適当に使いました。なんか、クロスワイヤーがたくさんあるんだよねぇ。それと、はんだは同じく家にあったKESTER 44を使いました。これは音響特性が良いとかで以前買ったのだけど、果たしてtakに聴き分けることができるかは正直疑問ですね。。

 最後に、ノイズ対策の仕上げです。元もと貼ってあったアルミテープとあとから貼ったアルミテープの導通がないので、両方をワイヤーでつなぐことにしました。適当なワイヤーを用意して、片方に丸形の圧着端子を取り付けます。それをピックアップの高さ調整ネジと一緒に共締めします。スプリングとピックガードの間に圧着端子を入れると常にスプリングの力でアルミテープに押し付けられるので、接触は問題ないかなと思います。

 もう片方は、ポット類のどこか適当なアースポイントにはんだ付けしました。

 テスターで調べたら、導通はばっちりです。

 これで、電装部品は完成です。ポットにミリサイズとインチサイズが混在しているので、ノブの色が全て違う色(白/クリーム/黒)になってしまいました。ブレンダーのノブは、ピックアップのカバーと同じくなんとなく黒にしてみました。

 次は、いよいよネックを取り付けていきます。